ビジネスバッグ

ビジネスバッグについて

ビジネスバッグとは?

ビジネスシーンで大切なビジネスバッグ。その人の印象を大きく左右しますし、実用上の問題も大きいでしょう。
ビジネスバッグには、下記の種類があります。

  • ■ブリーフケース
  • ■ソフトブリーフケース
  • ■多ポケットタイプ
  • ■3WAYタイプ
  • ■アタッシュケース
  • ■トートバッグ
  • ■ダレスバッグ
  • ■リュック
ビジネスバッグ

アタッシュケースを典型として、元々は書類を入れる用途だったのですが、もうちょっと容量がある方が使いやすいというので、ブリーフケースがスタンダードになっています。しかしノートパソコンや携帯電話が普及し、ビジネスバッグの大容量化が進み、従来カジュアル用途であったトートバッグがビジネストートとして受け入れられるようになるとともに、他のビジネスバッグも大容量化し、その差は縮まりつつあります。ビジネスシーンにおけるリュックも同じ進化をしているのですが、完全に普及したというにはまだ判断が難しいところがあります。

ビジネスバッグとは上記の8種類を総称するものですが、定義と分類がゆらぎつつあるものですし、あまり厳密にしても例外だらけになってあまり意味がないので、ここではトートバッグ以外のビジネスバッグをビジネスバッグとし、トートバッグ(ビジネストート)と比較して説明します。

ビジネスバッグのメリット・デメリット

メリット

整理整頓が容易

ビジネスバッグ

ビジネスバッグはスタイリッシュさも大切ですが、本来実用物であり、実際の機能性が十分であるかというもの大切なことです。これは見た目か機能性かの二者択一ということではなくて、機能性もスタイルの重要な一要素であり、要は不適切な物を選んでいるビジネスパーソンは軽く見られるということです。
整理整頓ができていることは適切さの一番基本的な要件になります。忘れ物や紛失がなく、必要なものがすぐに出てきて、公私が混同されていないということは、ビジネスにおいて相手に期待する最低限のラインであるといえます。
このきちんと整理整頓するということを第一義においたビジネスバッグは、ポケットが多く、内部は仕切りが多くなっています。

自立する

ビジネスバッグ

床においたときに倒れたり、型くずれしてしまっているのは、なんどもだらしなくみっともないものです。かばんが自立していることと本人が自立していることを関係があると考えるか関係ないと考えるかはその人の価値観次第ですが、服や靴や鞄で他人を推し量るということが一般的である以上、自立しているに越したことはないといえます。
ビジネスバッグはこの自立性を重視しているものが多いのが特徴です。

PCホルダー付きが多い

ノートパソコンを頻繁に持ち歩く場合、取り出しやすくクッション材が入っているものが多いです。

デメリット

マチが狭い

ビジネスバッグ

かばんの奥行きのことをマチといいます。マチが狭いほうがスマートな印象を与えるので、スタイリッシュさや自立性や堅牢性のために、マチの狭くなっているものが多いです。
そのため容量は小さくなり、また内部が細かく仕切られているために、書類やノートパソコンといった薄い直方体以外のもの(お弁当や衣服など)を入れにくいという問題があります。

持ち手が短い

ビジネスバッグ

指で握って持つための持ち手の長さのものが普通です。肩にかけることができないため、両手をあけなければならないときにかばんを手放す必要があり不便です。また、重いものを入れると手が疲れてしまいます。
肩にかけるためにショルダーベルトをつけられるものも多いのですが、ショルダーベルトはチープな作りで見た目的にも機能的にも、トートバッグと比べて見劣りがするものが多いです。

プライベートで使いにくい

ビジネスバッグ

ビジネスシーンに特化したバッグなので、プライベートやオフのときには固すぎるという印象があります。特に最近はビジネスカジュアルなども普及しています。固めのスーツに最適化されたビジネスバッグはビジネスカジュアルには固すぎるでしょう。また仕事時間の後のオフの時間にも、まるで仕事の延長のような固さになってしまいます。
とはいえ、ビジネスバッグもこれらのことを考慮して、スタイリッシュで機能的でありながら、そこまで固い印象を与えないようなデザインのものが増えています。しかしそれは、ビジネストートとの差が縮まっているということでもあります。

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ビジネストートのメリット・デメリット

メリット

取り出し口が広い

取り出し口が広く、ノートパソコンや書類など大きめの物の出し入れがスムーズです。

肩にかけられる

ビジネスバッグ

持ち手が長く作られているものが多く、重いものを握力だけで保持しなくて良いので楽です。また両手を開けたいときも便利です。しかし、本来はトートバッグの最も特徴的だったこの持ち手の長さは、ビジネス上のデザインや自立性の確保などからデザイン的に短くされるものもあり、その人の体格でも変わってきますし、夏服では肩にかけられたが冬服ではかけられないといったこともあります。

様々な形状のものを入れられる

ビジネスバッグ

開口部が広いのですが、底部はもっと広くなるように作っていますので、見た目以上の収納力があり、書類やノートパソコンなどを入れやすいのはもちろんですが、商品サンプルなどの直方体とは限らない形状のものも入れやすいという特徴があります。

デメリット

整理整頓しにくい

ビジネスバッグ

容量は多いのですが、内部に仕切りが少なく中身がごちゃごちゃしてしまいがちです。
また開口部がボタンどめになっているものも多く、その整理整頓されていないバッグの中身が丸見えになってしまうのも、ビジネスシーン的には、だらしない感じを与えるという意味でも、セキュリティやプライバシーという意味でも問題となるでしょう。しかしチャックなどで密閉できるようになると収納力というトートバッグの特徴を殺してしまうことにもなります。

ポケットが少ない

ポケットが少ないデザインのものが多く、小物が行方不明になってしまうことがあります。客先で携帯電話や名刺入れや財布を探してかばんを引っ掻き回しているのは、あまりスマートな姿とはいえないでしょう。

自立しない

かばんを床や椅子においたときに、自立せずに中折れしてしまうトートバッグが多いです。これはだらしない印象を与えるのでビジネスシーンでは望ましくないのですが、トートバッグの特徴である肩にかけられるような長い持ち手と相反してしまうので、バランスのとり方が難しいところです。

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ビジネストートの選び方

ビジネスバッグ

床や椅子やテーブルにたてたままおいて置ける自立式タイプであることはビジネスシーンでは大切なことです。客先の打ち合わせで自分のバッグがへたって床に倒れているのは、なんとも情けない感じのするものです。
自立できない理由は、薄マチであることや、素材や芯材、底鋲の有無などによります。とくに底鋲がついていると自立を助けるとともに汚れ防止にもなります。椅子ではなく床に置くことが多いときは大切なポイントです。

トートバッグの開口部はマグネットボタンのものが多く、中身が見えてしまうものが多いです。これはメリットにもデメリットにもなりますので、自分自身の利用シーンに応じて考えましょう。例えば営業職ではファスナー式のほうが良さそうです。
持ち手の長さは18cm以上ある長めのものが、肩にかけられるので使いやすいでしょう。しかし重くて大きなものを持ち運ぶ必要が少ない場合は、自立性やスマートさを重視して持ち手にこだわらないもありです。使い方によります。
大きさと内部の形状も同様で、大きくて中の仕切りが少ないものは様々な用途に使うことができて大は小を兼ねるという意味で便利なのですが、収納ポケットやPCホルダーのある方が便利だということも多いと思います。 素材は上品なレザーか機能的なナイロンが良いでしょう。

ビジネスバッグ
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